診療のご案内

80列CT・大腸CT検査

従来よりも息止め時間と被ばく線量が大幅に低減

80列CT検査では、患者さんが寝台に横になるだけで、苦痛なく頭部や胸部・腹部の断層像(輪切り)を鮮明に撮影することができます。

また、従来の装置より広範囲の検査が行え、脳出血・脳梗塞・脳腫瘍・頭部外傷から胸部疾患および腹部臓器(肝・胆・膵・腎・膀胱・その他)疾患、整形分野にいたるまで、全身の診断が可能です。

特に、「被ばく低減技術」の採用で被ばく線量は最大約75%まで低減可能となり、受診者様にはリラックスした検査を受けていただけます。
詳しい検査内容は、お気軽にお問い合わせください。

低線量CT

画像再構成技術 AIDR 3D により、低線量撮影時に発生するノイズを大幅に改善することにより、従来のCTに比べて最大75%の被ばく低減を実現することができます。

AIDR 3Dを非適用

AIDR 3Dを適用

今まで見えなかった領域が観察可能に

今まで実現不可であった整形領域等における金属アーチファクトを低減する再構成処理です。SEMAR(シーマー)を適用することによって、今まで見えなかった領域が観察可能になります。

SEMARを非適用

SEMARを適用

 

心臓疾患、脳血管障害の早期発見のために

80列のCTを導入しており、従来の64列のCTと比べ、心臓疾患、脳血管障害の早期発見に力を発揮します。

地域密着型の医療にとどまらず、新しい技術を用いた疾患の早期発見人間ドックにも力を入れていきます。

64列CTによるバーチャル大腸注腸像
▲ CTによるバーチャル大腸注腸像

64列CTによるバーチャル大腸内視鏡像
▲ CTによるバーチャル大腸内視鏡像

64列CT撮影画像(心臓)
▲ CT撮影画像(心臓)

患者さんの身体的負担の少ない大腸検査

松本ホームメディカルクリニックでは、80列のマルチスライスCTを用い、大腸CT検査をおこなっています。
体外からのCT撮影し、画像をコンピューター処理することで、大腸内部の構造が3次元で立体的に観察でき、大腸内視鏡で観察しているように大腸内を観察することができます。狭窄や癒着があり、内視鏡が入りにくい患者さんや内視鏡検査に不安や苦痛を感じる患者さんの検査に役立っています。

大腸CTは、大腸癌やポリープ等を見つける検査であり、隆起性の病変は直径6mm前後まで検出できます。

CT画像